2月14日のアレに関するアレです。
クジラです。
『もう買った?』
『買った、というか通販でモロゾフのを注文した』
『うちは、生協で、パパとじじと、息子に』
休憩室でママナースさんが昼ごはん時にお悩み相談していました。
『去年近所の僕ちゃんたち4人にバレンタインデーあげたんけど、今年どうしよう』
『去年マイホームに引っ越して、ノリで去年はあげたのよ。家でマフィンを手づくりしたの、そうしたら、どちらのお家からも、まあ立派なお返しが来てね~。』
『ホワイトデーにステラおばさんのクッキーとか、カルディのおしゃれな外国のとか、もう本気で大したものあげてないのにお返しが立派で』
『一人はうちの子と同学年だし、仲がいいから特にどうしようかな~、そこだけあげる、あげないのも考えちゃうし』
『もちろんお返しはそれぞれのお母さんが選んでるんだけど、純粋に僕ちゃんたちがすごく喜んでくれて。お母さん以外からもらった初めてのバレンタインデーだ!って』
『でも、去年がスタートで、今年あげたら二年目ってことですよね。今年あげたら、いろいろ終わりですよ。これから毎年あげることになるんじゃないですか?』
『だよね~、毎年はちょっとな~、お返しのこととかも逆にお母さんたちに気を使わせるしどうしよう』
『その、同学年の子のお母さんにそれとなくそこのお返しなんかで悩んでいることをそのまま相談してみたらどうですか?』
『僕ちゃんが楽しみにしてくれているなら、いいんだけど逆にお母さんに気を使わせるみたいにならないかって』
来月は2月14日バレンタインデーですねっ。
イマドキはバレンタイン販売商戦は頭打ちだそうです。
なので、義理でも本命でもなく、女子は毎日頑張っている自分へのご褒美として購入することが多いようです。
いわゆるインスタ映えするようなカラフルなものや、可愛いイラストがプリントされているものとか、思えば男子は細かいとこはきっとどうでもいいんでしょう。
それこそ、ゴディバとかのお高いブランドでもそうまで気にはしないんでしょうね。
さて、病院でもバレンタインデーは各部署結構あわただしいんですよ。
各病棟から各医師、リハビリ、薬剤部、検査技師さんなどなどへ数量用意しておき、きれい、可愛い系ナースからどんどん届けて回るのです。
もう、季節の挨拶品と化しています。
師長とかから、買い出しとか任せられるのは病棟会計担当のスタッフです。
そのために休日を使って購入に回るとか、超大変。
そういう出歩いて選んだりするのが好きなヒトはいいんだろうけど。
あと、何個、ナントカ先生に出会えていない、まだ渡せていない!とか当日実際にホント大変そうなのよ。
何故、こんなしちめんどくさい文化が、言ったら義理で、続いているのか?
まあ、アレです。
お返しが、もらえるから。。
お返しのホワイトデーは空気を読んで病棟スタッフに回るくらいのボリュームで還ってきています。
野口英世のプリントの日本銀行券で買ったもの(千円)が、樋口一葉の五千円分くらいで還ってきます。
(だいぶ盛っていますがわかりやすいとそんな感じ)
多分、この二倍だか、三倍返しだかのみょうちきりんな文化があるのでずうっと続いているんだと思う。
で、お返しは医師(男子)だと主に奥さんのセンスが試される感じ。
何を買うか選んで、個数用意するのも奥さんだから。
そして、ホワイトデーの予算も実際だいぶかかっているだろうと思う。。
同じ投資金額(の品)に対するホワイトデー(返礼品)なわけで、しかも日にち限定でお返しをもらえるので比べない訳ないのよ。
ナントカ先生のホワイトデー超おいしかった!
来年も楽しみ☆とか。
ひどいブーイングとかはしないけどね。
する前より早く、病棟の看護師は我先に食い尽くしてしまうので、数日後には跡形もないことも多くて、勤務の都合上お返しに一口もありつけないこともある。
そう、ナースのバレンタインデーは投資ではないけど、必ずプラスで還ってくる!
なのに、奪い合いになるという、ゼロサムゲームなのです!
男子の人たち(一般の)は心をときめかせている行事なんでしょうかね~?
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