ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

デッドオアアライブとそれにまつわるお金とか

クジラです。

夜勤明けです。今は14時。夜勤明けって、ネジが一本飛んでるよね.

昨夜は患者さんが一人死亡退院されました。

 

ご家族の付き添いの元でした。

 

呼吸は苦しそうではありましたが、意識はなくて

業者さんに死後処置をしていただいたお顔は大変安らかでした。

 

クジラの病院では死後処置を病院外の葬儀会社さんへ委託しています。

(エンゼルケアと言って、以前は看護師でやっていましたが、なんか委託するようになりました。)

 

肺炎と、全身状態の増悪でしたが、ご家族も理解され、DNR(延命治療は一切しないこと、個別に家族が到着するまで心マ(心臓マッサージ)だけしておいて、など微妙に異なることあり)でした。

 

なので、ご家族も、看護師ら病院職員にも、予定内の死亡でしたので、バタバタはしなかったです。

一般の流れに沿って、モニター波形延びてきたね、波形がフラットになった。

心停止したね、当直医に連絡して死亡確認に来てもらおう。

呼吸、心拍停止、瞳孔を医師が見て、時計を見て、

『それでは、この時計で〇時〇分死亡と確認致します』と。

 

これが、急変で、とかだと全く違って様子がおかしい、医師に報告、家族に連絡、

できることを全部やる、とかになってしまいます。

 

昇圧剤の静脈注射とか、心マ、挿管して、人工呼吸器管理とか。。

 

こうなると、そこで命を取り留めたとしても、人工呼吸器はもう外せないのです。

意識もなくて、自力呼吸もできなくて、機械で息をしているだけ。。

外したら、死んじゃうから、医師は、病院側は外せない。

 

なので、病院としては入院時に急変することが可能性としてある場合、

どうするか、というのをご家族に確認しておきます。(医師が、ご家族にね)

 

緊急入院で、高齢である場合とかが、前提で。

もちろん、治療目的で予定入院とかの場合は縁起でもないし、確認したりしないけど。

 

クジラの今の病棟は死亡退院はあまりないのだけれど。

 

今回のことで、いくつかポイントがあるのです。

 

①人間は最後の数日で、一生の大半の医療処置を受ける。

 大半の医療費を使用する。

②延命に関してはご家族と、本人元気なうちにお互い意思を確認してほしい。

③エンゼルケア業者委託って、結局はお金にまつわりそう。

④ご家族のいない、死亡退院って寂しい。。

 

(失礼があったらごめんなさい。)

①は、事実。大半の人がそう。

病院は縁がないほどいいけど。高齢になればどこかしらケア、メンテナンスは必要になるから、うまいこと病気と例えば高血圧とかと付き合えればいいよね。

ほっておくと、ほんとにガタがすぐ、来ちゃったりするから。

 

②生きていてさえすればって、クジラも自分の親とか思っちゃうけど、実際見ているのは辛いものだし、本人も辛いとおもう。(状況的にも)

だから、元気な内に話し合えたら話して。

出来れば、無理な延命治療はやめて。

 

③葬儀会社と病院って、微妙にうまいことやってるっぽい。

特に互助会とか当てのない人はそのまま死後処置をしてもらった会社に葬儀とか一切をまかせるものです。うまい汁を吸いあってると思う。

まあ、クジラのとこが、ぼったくっているわけではないと思いたいけど。知んないけどさ。

 

④うーん、クジラもそうなる恐れありだから、あれですけども。

これまで記載した一切の家族に対して、がないのよ。

遺体の引き取りてすらいないパターンが事実あって、そうなると市役所の生活課?

みたいとこの担当者が朝出勤するまで、霊安室待機、みたいなこともある。。

本当に、さびし~んです。。

うーん、お友達でもいれば違うかもだけど、死亡に立ち会うって、結構な関係でないとそうそうないなぁ。

あっ、宗教カンケイの人が待機していることはあった。

あれはちょっとコワイ。。

 

仕事で健康診断など、していない方は出来れば検診したほうがいいですヨ。

 

じゃっ、お休みっ。