教育こそ金次第
クジラです。
関東地区では私立中学校のお受験が始まっています。
まだ、小学校のお子さんなのに、定期的に塾に通ったりしてお勉強をして、受験の日を迎えます。
小さいのに、遊びたい盛りだろうに偉いなあ、と思います。
そして、お子さんちのお子さんの教育費用もエライことに実際なっているだろうなぁ、と思います。
子供を私立に入れたい理由ベスト。
① 子供を質の高い教育環境で学ばせたい。
② 学区内の公立の環境に不安がある。
学区内の効率は運による環境の差が大きすぎる。
③ 経済的に余裕がある。
先立つモノがなくとは塾にも通わせられないですし、お車で送迎するにもマイカーがないとダメでしょうし。
リアルに、共働きでは送迎とか、出来かねることもあるでしょう。
何しろ、私立って、何から何までお高いでしょう。
可愛い制服はもちろん、指定の靴から靴下、カバンとか、どれもこれもいいモノなんでしょうけれどケタ違いなんですよね。
可愛い我が子にかけるお金に制限なんて設けていられないと、多くの親御さんは思うんですかね。
ワタクシは、オール公立出身ナースなんですよ。
高校受験の際に戯れに私立の高校の資料を取り寄せてみたら、制服代だけで70万円(年間)とかかかる記載があった。
忘れちゃったけど、年間の学費200万円とか、教科書代40万円とか。
修学旅行はどこか海外で数100万円とか。
親に聞くまでもなく、ワタクシんちは富裕層的なアレではないので、その私立の資料は新聞交換に出して、公立を目指しました。
ワタクシが、その私立に行きたいって親に無理言ってゴネたらどうなっていただろう。
身をやつして、教育費用を捻出してくれただろうか?
いや、奨学金とかをめいっぱい借りても実際ムリだったろうな。
そして、子供の希望を叶えてあげられないと、嘆いたかも☆
ワタクシの時は公立の2次募集とかなかったから、公立受験で絶対に落ちることが出来なかったのです。
なのでランクを絶対安全圏に下げて公立受験したなあ。
一応、滑り止めで私立は受けてはいたけど。
いわゆる、たられば、で言えば進む道が違えば、今のワタクシはここにはいなかっただろうな。
悲しいけれど、やっぱり金の力でどうこうできるところは本当に大きいのだ。
アンケートで『経済的に余裕がある』って答えられる人って、ほんっとうに一握りだと思うよ?
でもまあ、高学歴イコールいい会社への道イコール高収入でお金持ティではないのはきっと、お受験をさせる親御さんは当然周知なんでしょう。
とにかく、子供により良い環境を提供させたいという一心なんでしょうね。
一部は次の高校受験に備えるという思惑もあるようだけれど。
そんなわけで、ワタクシの学生時代からもうすでに格差はあった。
これからもビンボーなお家と、お金持ティなお家とが今以上に差がついてくるだろう。
そうすると公の教育機関はその格差の底辺に位置する。
底辺には問題児的な子もいるし、その親御さんもいる。
底辺の教員には期待が出来ない。
なにか、問題が発生してもフォローに期待が持てない。
事実、大金を出して通う私立ではいじめ、学級崩壊なんかは公立に比べると少ない。
(ない、ことはないらしい、でも報道されたり、握りつぶされるような事件には至らないと思う)
中学校お受験で、良い環境をGETして、良い教員に教えられて、良いお友達と作って、幸せな思い出を抱いて、オトナになって欲しい。
お受験は子供にかける愛情と、リアルな現実問題なのだから。
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