手取りをちょっとでも増やしたい
クジラです。
給与明細書って、ちゃんと見たことある?
クジラはね~、実はイロイロ引かれて実際に手元に入ってくるお金(手取り)しかほとんど見ていなかったな。
後は、この引かれる分が無ければいいのに~って思ったりするぐらい。
働いても働いても、手取りが全然増えてこないなあ?と思ってましたが、なんと、事実ここ15年くらいでお給料から引かれる税金が少しづつ増えてます。
同じ給料でも、手取りが減ってきているのが、ジャパンの現状なのです!
引かれるお金は各種税金(所得税、住民税)+各種社会保険料(健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険とか)
ポイントとしては、扶養している家族がいないか、いるか。
扶養家族は多いほど引かれる額が少なくなる仕組み。(手取りが多くなる)
奥さんを扶養しているよ~とかだとその分安く引かれる。
更に、高校生、大学生を扶養しているともっと引かれる分が少なくて済む。
中学生以下の子供は本来は扶養家族でしたが、今はそれから外されてます。
代わりに児童手当が給付されています。
もう一つのポイント、年収が高くなると税金の割合が増えます!
例えば年収が額面で300万円の場合引かれるお金の割合は額面に対して約20%の61万円が一律引かれる。
で、手取りは300ー61=236万円。
年収が高くて、額面1000万円だと、額面に対して27%引かれる。
手取り1000ー270=730万円。
なんということでしょう。。
つまり、独身で一人暮しで、バリバリ働いているハズの若いモンが、リアルに
はたらけど、はたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る 石川啄木さんコースをガチで通る仕組みなのです。
2003年以降からじりじりと増税制度が改正されて(クジラ的には改悪?)います。
中でも、影響が多かったのは2011年(所得税)2012年(住民税)の「中学生以下の子供は税制面での扶養から外す」改正です。
民主党時代に中学生以下の子供を対象に子供手当(今は児童手当)を作りました。
そのお金をねん出するために税制面での扶養から外すことになったそうです。
計算してみると、例え、児童手当がもらえる人でも、扶養が外れる分のカバーまでは至らず、結果大きな増税の結果となったんだそうです。
この他に、厚生年金保険料は2004年から2017年までなんと14年連続で引き上げられています。
2013年は東日本大震災の復興の財源として「復興特別所得税(復興増税)」がスタート。25年にわたり、所得税が2.1%増税され中。
2014年は復興増税として、住民税の均等割りてのが10年に渡って1000円アップ。
かつて、ブルガリアで独身税ってのがあって、ちゃんと夫婦になって、子供を作って欲しいっていうことで、独身者は年収の5~10%!取られていたそう。
なんちゅうか、ジャパンも名目はそういうのはないけど、独身者に夢も希望もない感じよね。
てか、結婚すれば逆に言ったら税制面でのメリットが結構デカいですよって、知らない人も多いよね☆