ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

優しくない世界に怒り心頭な毎日

クジラです。

国内中央省庁などで障害者の雇用を水増ししていた、なんてニュースがありましたね。

障害者の雇用をめぐっては、国や自治体、企業に対して一定の割合以上の障害者を雇うことが法律で義務付けられています。

 

デリケートな問題なのでガイドラインに沿っているか、傷害のある方の手帳のチェックなどをしなかったり、ガイドラインに全然沿わないラインの方をその雇用枠で雇ったりしていたということですね。

 

まあ、デリケートですけど、その分その枠で入職できるはずの方が雇用されなかったとしたら、大変悲しい問題ですね。

 

で、傷害のある方への理解、

特に精神領域の障害を伴う方への理解って、病院ではどの位かと思います?

この中には高齢者の認知症うつ病統合失調症(かつて精神分裂病と言われていた)

なんかが、含まれます。

 

もうね、医師から、看護師から、認知症は除くとして後は

ぷしこ のひとくくりなんですよっ!酷いの!

 

ぷしことは?→精神科=psycologyをかな読みすると「プシコ」となるので、精神科のことを通称プシコと呼びます。それの応用で精神科患者のことも「プシコ」と呼びます。

後は、ピーちゃんとかいわゆる隠語的に使う人もいます。

認知症は認知、にんち、とそのまま呼ぶ)

 

でもさ、日本の人口1億2,649万人(平成30年8月1日現在)で、日本で精神疾患を有する患者数平成26年時点で392.4万人。(厚生労働省より)

 

決して少なくないでしょう。

で、このストレス社会に生きるわけですから、だれが発症してもおかしくない。

自分が発症するか、家族が発症するかもしれない。

(病気がストレスだけで引き起こされるわけではないことはないことは

 合点承知の助ですけど。)

 

モチロン、人によりますよ。医者の看護師も。理解ある方はいます。

でも、理解ない方が多い。

 

入院して、例えば手術をするとなると既往歴と言って今までかかったことのある疾患やケガ、通院中の疾患、あと飲んでいる薬を確認します。

 

だから、その時点でわかっちゃうわけです。(外来通院時に既往を確認もするか)

 

医師『今度入院してくる患者だいぶぷしこやばいよ、注意して』『あれ、この患者ぷしこなんだ、こんな薬飲んでるんだ。へ~知らなかった』

 

とかですよ。

 

くりかえしますが、自分や自分の家族が発症してもおかしくないんです。

れっきとした病気なんです。

 

なのに、どこかで頭がお〇しい、みたいにみる風潮があります。

 

病院なのにね!

金融リテラシーと同じく、理解が低いんです。悲しい。