ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

地盤沈下と液状化

クジラです。

北海道の地震による、札幌清田区など地盤沈下液状化の事態が深刻です。

 

リフォームを終えたばかりの自宅、新築のお宅も無残にひびが入るなどして、傾いていたり、ひびだらけ、土地が陥没したりしています。

赤色の紙での危険判定の痛々しい家。

 

何故このようなことが起こるのでしょうか。

簡単に言えば揺れによって地下の砂、土が不安定となり、沈み込むそうです。

被害が集中しているのには土壌の水分が関係しているとのことです。

 

ですが地震前の北海道3日間でそこまで多くの降水があったのでしょうか?

 

実は今回被害のあった地域がかつて水田であった、ということが関係していそうです。

 

本来はよっぽど土地を固める処置をしなくては宅地としては適さないそうですが、

時代の移り変わりとともに、必要に応じて山を崩して下火山灰質の盛り土をし、宅地とした。。

 

 

こういったことは今回の被害地区だけではなくとも起こりえることです。

規制もありませんでしたから。昔はそういうことを注意していなかったのです。

 

こうしたことは日本中どこでも起こりうる事のようです。
東日本大震災の際にも地盤沈下液状化の被害はありました。

 

その土地がどういう土地であったか、どのような変遷をたどっていたのか、自分の住んでいる、土地のことを考える必要があります。

 

ぜひ、ご自宅周辺の昔の地図などチェックしてみてください。

あと、新規に家を購入する方特に。

市役所で問い合わせるか、図書館で問い合わせれば各市町村の古い地図は見られます。

   

北海道での今回の地盤沈下液状化の規制線区域はまだ安定されておらずまだ、広がっているとのこともあります。

 

市役所では罹災証明を近日中に発行するなどしていくとのことです。

早く、穏やかな生活が戻られるよう、応援しています。