ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

それってつまり、ボーナスカットなんかへのフラグでしょ

クジラです。

今日は夜勤明け、今12時半。

えっ、夜勤多いなって?(一人ツッコミwww)

 

昨夜はね~、週末だったでしょ。

クジラんとこは基本平日しか手術ないし、手術がないから、予定の入院患者さんもなかったの。

なので、めでたく退院していく人ばっかだったから、ベッドがだいぶ空いてた。

絶対緊急入院くるよ~と思ってたけど、ほんと~に何もなく落ち着いてた。

 

一人80代のおばあ様がルート抜去したくらい。

(ルート抜去って、持続点滴のルートを自己抜去したってこと。)

 

病院全体でも1~2割が空きベッドで、落ち着かなかった。

 

で、ね。

ここ1.2年くらい、クジラたち下々にも、わざわざ病院のお偉いさんのメッセージが月1位で来てるの。

曰く『今月はみんなが頑張ってくれたので黒字だった』

『先月の黒字が、今月末で赤字になってきている。なので、みんな一層頑張って欲しい』

みたいな。

いやいや、クジラ(のポジションでは)何を一層頑張ればいいのかは、よくわからないなっ☆

 

まあね、中小規模の病院なんかでも普通につぶれちゃうことがあるのよ。

これからの超高齢化へ向かって、形態を変えたり、しのぎを削ってるの。

 

超いっぱい患者さんがいて、忙しいのは大変だけど、病院が経営的にヤバくて、ボーナスが減るとか、病院がつぶれちゃうとかはもっと、困る。

 

大体、ガラガラの病院て、患者さんたちから見てもキモチ悪いんじゃないかな。

 

ところで、夜勤は、看護師3人プラス補助者さん1人が通常モード。

昨夜の補助者さんは60歳を過ぎている、超ベテランさんだったんだけど、

時々お給料についてちょっと話してくれることがクジラ的にはとっても興味深いの。

 

その補助者さんは60歳までは正社員としての雇用だったけど、60歳で一回定年になっちゃったわけ。

でも、本人もまだ働きたい意欲があるし(金銭面的にも)、現場的にも超ベテランの補助者さんてのは貴重だから定年なんてしてほしくない訳。

で、今は一年ごとの契約社員みたいな特殊な雇用形態らしいんだけど、定年後って、大概の職業がお給料的には下がっちゃうんだってね。

クジラもそこくらいは多少は見聞きしてたけど、

『私は今年のボーナスが最後よ、定年後はお給料が減るじゃない。そうなると最低賃金を下回るからって、ボーナスが少し多く今まではくれてたけど、来年からはそうもいかないみたい、ヒドくない~?』って。

 

あれっ、たとえ助手さんといえども、時給にして最低賃金を下回るって、そんなのアリなの?

それって、ほんとに最低賃金すれすれってことだよね。。。

言ったら看護師はもちろんだけど、補助者さんって貴重なんだよ~。

募集かけてもほとんど集まらない上に仕事は各病棟日勤でも一人ッきりくらいで動かなくちゃいけないし、忙しいうえに仕事は複雑。

日勤、夜勤、早番(7時半から15時半)とかの複雑な勤務。

で、人員が6.7人だから看護師よりなお、換えがきかないから体調が悪くても休めない。とか、結構激務だと思うよ~。

なのに、60歳過ぎたら最低賃金すれすれ。。

 

なんか、高齢になってくるとそれまでにそれなりに蓄えてるだろ的な感じで昇給がなくって、むしろ減るっていうような風潮らしいけど、こんな大変なお仕事で、ひどいのね。

看護師は言うなら、その分多く夜勤手当もらってるけど。(一晩2万円。)

補助者さんは同じ夜勤の拘束時間で、夜勤手当一晩9000円。

年齢が上がって、再就職の機会はもちろんずっと減るだろうけど、ほんとに安上がりに使ってる。

 

まさに、これから定年65歳の時代なのにね~。

そんで、やっぱダブルワークの相談に関してはダメってことらしい。。

 

 

お偉いさんからのメッセージで経営について伝えてくるのもきっと赤字だったから、ボーナスはカットになりますよ~的なことを言うための布石だとクジラは思うのね。

さすがにそれしたら、大事な若い看護師たちが辞めちゃうと思うから、まあ最終手段だろうけど。

 

使えるものはなるべく安く使う。

経営の結果を底辺まで反映させる。

資本主義ってば、本当に残酷ね~★