ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

豊かなのに、貧しい。キモチ的な話でなくて。

クジラです。

 

今更なんだけど、年末や年始、特別な美味しいモノとか食べましたか?

 

イマドキの多くのヒトは、普段とあんまり変わんない水準のモノを食べたんじゃないかと思うのよ。

最近のお正月の食生活が低下しているとかじゃなくて、普段の日の生活水準が上がり切っていると思うの。

 

おせちやら、行事食的なのはともかく。

 

昔はさ、今よりも生活水準ってずっと低かったでしょ。

普段の生活自体は今よりもっとつつましい物だったはずなの。

 

だから、年に一度、特別な正月のごちそうがあった。

昔は砂糖だって、お醤油とかだって高価なぜいたく品だった。

もちろん、お正月はどこもお店がお休みだったり、お家の料理も日持ちするものをって言うこともあるだろうけど。

 

年末年始は一年で特別な時期だから、家族で贅沢にお砂糖らや使って、豪華な食卓を囲んだ。

 

もちろんお酒もぜいたく品でしょ。

 

 

 

今は?

 

小金があれば、コンビニで腹は満たせる。

お金があれば自販機でコーヒーやら、炭酸飲料やらも冷た~いのも温か~いのも望みのままに手に入る。

 

 

 

安くはないが、定価販売でボラれないし、品質も安定している。

ついでに、マフィア的な危険な方々に遭遇するなんてこともまずないくらいに安全も保たれている。

どこでもコンビニは大抵あるし。

銃火器はその手の方しかもってないはずだし。

 

ストライキも早々起きないし。

 

思えば世界中でもこんなに豊かな国って実は珍しいだろうと思う。

 

 

同じくね、医療ってのも昔とはあり方が変わっているのよね。

 

ワタクシの両親のそのまた親の頃は病院なんて、滅多の行くところではなかったそうです。

それこそ、倒れるまで、普通は病院なんて行くところではなかったそうなのよ。

倒れて、病院に運ばれて、そこで体の状態やらを見てもらうくらいのところっていう立ち位置。

 

まあ、ザ☆田舎☆ってことで、病院自体が地域に一か所しかないとかいうこともあったとは思うけど。

 

今は違うでしょ。

 

基本的に、カラダのメンテナンスをしたりする場所っていう立ち位置なのよ。

血圧や高ければ、内科なりで降圧剤を処方してもらう。

気になるところがあれば、お医者にかかるでしょ。

ピチピチのヒトは早々お医者にかからないだろうけど。

 

医療ってものの在り方は、昔は治療がメインで、今もそれは変わらない。

 

イマドキは、追加で、より良く、長く生きてゆくってことが昔よりずっとメインに押し出されている。と思うの。

 

上手く、医療を活用すれば、大体多くがそのより良く長生きって可能です。

 

でも、同時にやりようによっては下手すれば、どこまでも命が長らえるくらいになってしまう。
これは、もう、より良く生きるっているもともとの望みとはかけ離れているものになってしまう。
おまけに、医療の質がレベルアップしてる分お金もかかる。

 

 

生活水準は上がって、医療の水準も上がっている。

 

これだけみると日本最高!なあんて、見えるけど。

 

イマドキの日本は生活水準が上がっている分、お金は貯めにくい。

物価は上がるし、消費税も上がるし。

お給料天引きで、その他税金、医療保険社会保障費もろもろ、昔より多く吸い上げられている。

 

お給料は上がりにくいしね。

びんぼ~なヒトは、貯めるどころか、生きるのにも大変だそうだ。

いやいや、他人ごとではワタクシもないのよ。

 

子育てはしにくいし、働いても働いても、何も残らないことすらあるって、やはり根本的な仕組みがどこかオカシイのだ。

 

 

医療もね、上手く活用すれば、そりゃ生活の質は上がるでしょうけど。

メンテしながら生きていけば、当然昔よりも長生きできるわけよね。

 

別に病院に通院することは当然悪いことではないのよ? 

 

生活水準が上がっても人の暮らしは苦しい。

 

『日本豊かだ』って、言ってもこんな風にどうも雲行きが怪しい。

怪しくて、うさん臭くてしょうがない。

 

と、思うのはワタクシだけであろうか?

 

 

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