オトナになったら普通結婚できるものと思っていました。
(ウチの後輩にあたる、看護師さんです)
『ずっと、一生一人で生きていくと思っていたんですけど、ひょんなことから、お付き合いをすることになって。来年結婚式を挙げます。もう籍は入れたんです』
『実は今は旦那の実家に住んでいます。』
『あ、旦那は農家やっていて、今は、同居の状態ですけど、そのうち敷地内に新居を建ててくれるみたいなんです。』
『来年は、挙式で忙しいから、新居を建てるのは来年以降かな☆』
『あぁ、多分旦那の親が新居の建築費用一切は出してくれそうです。でも、ほら、さすがにコッチからはいえませんよっ☆☆☆』
『だからね~、今通勤が超大変で。時間がかかるし。もう大変なんですよ~(笑)』
『なので、もう籍は入れてしまったので、名字が変わったという訳なんです。』
『うふふふ、みんな結婚式に出席してくださいねえ。』
はーい!こんちはー。
クジラで~す。
先日ね~、一緒に働く看護師がねー、結婚することになったのよ。
てか、上記のようなキャピキャピ報告を嬉しそうにしていましたの。
ママさんナースさんらからは
『え~、良かったじゃん、早く子供作っちゃわないとね。』
と、ふつーに至急子作りのすすめがされてます。
まあ、そうよね。男性はともかく、女性の生殖器官、特に卵子を作る子宮はピークを過ぎれば後は老化をたどるだけで。
一生に送り出す卵子の数も決まってて。後になればなるほど言ったら古い卵子になるわけだから。
一日でも早くバンバン子作りして、がんばっていかないとねっ。
あぁ、でも、仕事の不規則ナースと、自由が利きそうな農家の息子さんって、時間的にはお付き合いするには割と良さそうですよね。
(相性とかはわかりませぬが)
うん、後輩おめでとう!
クソおめでとう!
素直に喜んであげられなくて、ごめんねっ。
なんかこう、ワタクシは置いて行かれたような。一人取り残されたような、複雑な気持ちで一杯なのですよ。
ワタクシはね、別に絶対結婚したいって思っていたわけではないからねっ。
でも、この胃袋を焼かれるような気持ちは一体なんなのでしょうねっ。
ホントに、無関係なんだけどさ。
農家の旦那が欲しい、訳ではないハズ。
戸建てをタダで建ててくれるのがうらやましいってわけでもないハズ。
ましてや自分と同じ年代(実際はワタクシより一回り若者です汗)で、ワタクシと同じく仕事に忙殺されて、トシを取り、、老いやつれていく(笑)と思っていた彼女が自分の手で幸せをつかみ取ったのですよっ。
クソうらやましいですけど、歯をギリギリ言わしながら、おめでとうと言おう。
そして、布団の中でぐぁああああああああああああと、一人泣こう。
別に、絶対結婚したいって思っていたわけではないけど。
ギリギリギリギリ