マグロ一本の広告費用は高いのかしら?
クジラです。
東京豊洲市場の初セリで、クロマグロが、3億3360万円で落札されたと、お昼のニュースでやっていました。
ちょうどワタクシはナースステーションでお昼を食べていて他のスタッフとその話題がテレビでやっていたのよね。
『この、社長!バカじゃないの、あれでしょ、すしざんまいの社長でしょ。こんなお金を無駄にしてマグロ買って、ほんとバカじゃないの』
と、補助者さんが勢いよく言っていました。
なんか、怒っていました。
いや、そうかも知れないけど。
そもそも、初物は日本人には縁起がいいと人気がありますよね。
初物を食べると、寿命が延びるとか。
一般には、いかに立派なマグロでも高くても8000万円とかそこいらだそうです。
それに比べたら、初物と言うのを差し引いてもいかに割高で、法外な価格で落札したのかが、ちょっとわかるような感じではないですか?
キロ120万円って。
でも、法外にお高く購入しても、その分成果があれば、バッチグーなんでしょ。
だって、ほら、『バカじゃないの』って言っていた補助者さんだって、すしざんまいのことをこうして実際に知っていましたし。
NHKの19時のニュースでも報道していました。
そして、こうして、ワタクシも話題にあげています。
初物で、立派な大きさの見事なマグロ。
それを笑顔で購入できるお寿司屋さんって、
もう、普通に良いイメージのお寿司屋さんでしょう。
そういう、イメージ戦略と、費用対効果を当然すしざんまいの社長さんはやっているんでしょ。
日本人だけでなくて、海外から来る外国人観光客だって、検索して派手にマグロ解体ショーをするお店に行ってみようと思うでしょう。
イメージ戦略って経営とかするうえですごく重要。
まずそう、鮮度の良くなさそう、愛想の良くないとかマイナスのイメージってちょっとしたとこから出るかもしれないでしょ。
ましてや、このイマドキのネット、SNS文化がある現在、落ちるのはそれこそあっというまでしょうね。
まあ、アレですね、このすしざんまいのチェーン店さん、豊洲市場にほんとは店舗を持ちたかったのが遂にかなわなかったそうです。
いやちがうな。
超簡単に言うと、豊洲市場移転計画に伴って、先客万来施設の整備計画があった。
すしざんまいさんはこのプロジェクトに参加していた。
すったもんだがあって、千客万来計画自体は二転三転している。
その末にすしざんまいさんはこのプランから離脱したそうだ。
結局千客万来施設は豊洲市場の開場には間に合わず、2023年の開業予定となっている。
なので、色々あったようだが、つまるところ、
『チックショー、こうなったら、豊洲の話題も、お客も、どんな手を使ってもうちで皆、かっさらってやるぜ!』
とか、ちょっとは思ってるかもね。
いや、知らないけど。
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