ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

ナースのお礼奉公

クジラです。

先日看護学生の実習指導に関するお勉強会に行ってきました。

看護師になるには、看護専門学校や、大学でのカリキュラムを経て、看護師の国家試験に合格する必要があります。

カリキュラムには実際の臨床の場での実習があるのです。

 

その、実習での教育をキチンと出来るようにっていうお勉強です。

 

全く持って、柄じゃありませんけど!

 

さて、看護師のお礼奉公って聞いたことありますか?

看護師に晴れてなるまでの学生の間、お金で困らないように学費などの金銭に関して奨学金を出すっていうアレです。

 

看護師国家試験に合格したら、働いて返すっていうものですが、看護学校の系列の病院に就けばおおよそ3年で奨学金という名の借金がチャラになるっていう契約がされていることが多いです。

 

ん~大体2.300万円とかですかね。

3年間働いていてもちろんお給料はちゃんと出ます。ボーナスもあれば出ます。

 

看護学校の学生は昔に比べてとっても多様化しているそうです。

高卒から看護師になりたいって言う子たちのほかに、違うお仕事を経て、看護師になりたしって人、後は、シングルマザーで安定した職を求めてっていう方などです。

 

(色んなキャリアの持ち主でも、奨学金の規定内であれば奨学金は受けられるはずとは思います。)

 

3年の縛りで300万がチャラになるなら安いととるかはそれぞれの判断でしょう。

けれども、看護学校も、その関連の病院というのもところ変われば品変わる以上なので、お礼奉公で借金をチャラにするつもりなら、きちんと調べて、マジ調べてからがいいでしょうね~。

 

何事もとっかかりの3年というのは重要なとこだからです。

働き始めて3年もすれば看護師としては多分1人前ですから。

逆に言ったら、3年でおよそその人の看護師は出来上がるわけです。

当然、本人のやる気や学ぶ姿勢があって、お勉強をし続けていけば3年目以降も伸びますが。

他の職種はどうか知りませんが、看護師は一生お勉強です。新しい医学やなんかに沿っていろいろ変わってきますから。

それでも、やっぱり最初の3年は貴重です。

その人の仕事だけじゃなくて人生のベースとなりうるからです。

 

看護師は足りなくて困っている現状があって、お礼奉公のシステムが昔からあったのでしょうが、そもそもなぜ、看護師の来手がないのか。

 

ところによっては下手したら他所では働けない仕上がりになってしまう恐れもあります。

なりたい自分と奨学金とがマッチしていれば、それはOK,でしょうけれども。

 

クジラはお礼奉公とかはしてません。

精神科メインの病院に卒後3年とかマジパねえと思って借りませんでした!