病院内で看護師がiPhoneを持ってるのはお仕事で、なのですよ。
クジラです。
病院では、電子カルテが使われています。
患者さんの間違いとかあってはいけませんからね、確認に確認を重ねて何でも実施しています。
内服薬を飲んでもらう時や採血などは、もちろん出来る限り名乗って頂きます。
点滴を行う際には病院のiPhoneで、
①患者さんのネームバンドのバーコードで、患者さんが対象の人か確認。
②注射剤のバーコードで、薬剤の投与指示日が間違いないか、薬剤が違っていないかを確認。
③看護師のバーコードで実施を記録し、ようやく薬剤の投与が出来るわけです。
(ざっくりね)
めんどくさいような感じですけれど、薬剤投与一つでも、こういったリスクマネジメントのシステムを通すことで、誤薬を防いだりできます。
間違えちゃったら、下手したら医療事故モノですし。
それは看護師、患者さんいずれからも御免でしょう。
逆に言ったら、システムを通せば間違いようがないので、面倒だけど、ありがたいモノです。
でも、薬剤部で薬剤本体にラベルを張って病棟に薬は上がってくるんですけど、不意にラベルと本体が一致しないってケースはあります。稀に。
なので、ラベルに書いてる薬剤と、実際に薬剤が間違いないかも見ています。
昔は、思えば超大変でした。
点滴一つでも今は誰用のいついつに実施する点滴か、ちゃんと印字されたラベルが張ってあるし。
昔は薬剤部の手書きだったし。
リスクマネジメントシステムなんてなかったし。
ていうか、電子カルテではなくて、患者さん一人に紙カルテがリアルに一冊きりでした。
医師がカルテ記載中はカルテを確認出来なかったり。
夜勤明けで後ちょっと記録したいのに、カルテが出払っていて書けなかったり。
当然、全てが手書きだったから、医師指示があまり達筆すぎて、一体なんて書いてあるのかを、看護師が集まって判読したりwwwしてました。
今は病院内どこでも、電子カルテを見られて、超便利♪
ただ、インターネットウイルス感染の恐れとか、停電時なんかの電源がない状態に関した問題なんかはあります。
ウイルスに関してはもう、下手なUSBを挿したりしたら、クジラがぶっ刺されるくらい怒られることでしょう。
停電時は、内部電力に切り替わるのと、災害時に使えるパソコン、モバイルがあります。でも、内部電力だけでは、長時間には耐えられないし。
後は、アクセスさえできれば、誰のカルテも見られてしまいます。
下手をしなくても悪意一つで個人情報ダダ漏れになりかねないです。
まぁ、それについても、誰の名前でいつ、何を見たのか分かると上からお達しはきてます。
実際調べようと思えばできるんでしょうけど、アクセス全てをチェックってしきれないんじゃないかな?
東日本大震災の時は夜勤でした。
万一、よりは高い確率でまた地震とか来るかもだけれど、その時には。
多くの看護師が自分の勤務中でないといいなあって願っています。
割とリアルに。