ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

加湿しない過失。

クジラです。

仕事納めはいつですか?

ワタクシは、病院勤めゆえ、職場のスタッフ全員で『今年もお疲れっした~!』みたいのはありません。

病院は救急外来以外は24時間営業ですから。

 

冬といえば感染症のシーズンなんですね。

今は、毎年恒例インフルエンザ流行真っ最中☆です。

うちのとこではインフルA型が今は流行っているようです。

 

もう、割と毎年恒例なんです。

そう、病院だっていうのにね。

 

病院には体が弱って病気に罹ったヒト、高齢で普通に抵抗力の弱っているヒトがごろごろいます。

当然若者のほうが割合的には断然少ない。

病棟の入院患者さんの高齢者トップが、イマドキは100歳を超えていることも普通にあります。

 

病院は当然冷暖房完備です。適温に大体保たれています。

 

でもね、湿度はあんまりコントロールされていないの。

うちの病院は、もう全く。

 

壁掛けとかできる温度計ってあるでしょ。

温度と一緒に湿度も図れるデジタルのヤツ。

各病室に温度計があって、温度はまあまあ適温です。

 

でも、毎年うちの病院は冬ともなれば湿度はもはや計測不能、低すぎて計れない状態なのよ。

湿度を見なくとも、肌でわかるの。

 

目元とかのお肌がパリパリっていう感じになる。

よく洗う手先とかもね。

 

いやいや、年齢肌的なアレではなくてww。

 

ご家庭に普通にあるような加湿器っていうのはやっぱり感染的にあまり良くないみたいで例え個室の患者さんでも持ち込みして使うのはNGなんですって。

レジオネラ菌とかが、本当に繁殖、病気になるという。

 

今は、師長さん、主任さんとかはインフルエンザに感染するのは気持ちの問題だと公言しています。

『インフルエンザに罹るのは気合が足りないからだ。気を抜くと持っていかれる!』

と、言うのです。

まるで、某アニマル浜口さんのようです。

というか、寄せ気味に言っています。

 

インフルエンザの予防、管理には湿度の管理は絶対なのです。

インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿を嫌います。

 

しかも乾燥で患者さん、職員とものどや気管支の抵抗力が低下します。

 

 

多分、お金を、予算を出せればちゃんとした業務用の加湿器って導入出来るハズなのよ。

太古の昔に導入したぶっ壊れてもう動かない加湿器だけが病院にはあるけれども。

 

インフルに職員が罹れば、普段の健康管理が問われます。

しかし、そもそも高齢の患者さんの感染リスク管理は一体どこにあるんだろうというのが、現状です。

 

湿度管理っていう、対応可能なリスクに対してまるで対応していない。

 

他所は知らないけれど、大体似たり寄ったりでしょう。

 

下手をすれば、院内感染で死人だって出てもおかしくない。

お金をケチっているのか、真っ当な感染管理がされていないのかは

いずれもイエスなのだろうか?

 

なのでね?

病院はなるべく関わり合いが無ければ行かないほうがいい。

 

アナタが元気でも、行く時はマスクをしてね、手洗いも良くして。

そして、アナタも体調が悪いときには早め早めにきちんと外来がやっている間に受診してくださいね。

間違っても、無理を押して仕事なりなんなりをした挙句、動けなくなって救急車でとかは避けてください。

 

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