なんで、病院の食事はマズイのか?
クジラです。
いよいよ明日はクリスマスイブです。
お仕事ですか?
素敵な予定はありますか?
ワタクシはお仕事です。www
共に頑張りましょうwww。
病院でもクリスマスメニューがイブには患者さんに提供されます。
恒例の献立☆
骨付きチキン、ポテトサラダ、コーンポタージュスープ、ショートケーキ。
とかです。
もちろん、カロリー制限のある方はカロリーをきゅ~っと絞ったような食事だったり、固形が食べられないって方は、かつてチキンだったムース上のモノとかに置き換わります。
ケーキは、ケーキという名のそれっぽいなんかです。
一応、病院の食事も季節感を大切にしているんですね。
美味しいかどうかっていうと、う~ん(笑)みたいな反応を多くの患者さんはされます。
クリスマスのようなイベントデーの献立は昼食の提供です。
晩飯ではないのです。
どうしても、朝夕は食事を作る厨房の人員が少ないですから。
病院の厨房の業務はワタクシの病院では切り離して他の企業に一任しています。
入院患者さんはその人その人の低所のヒトとかによって、定額の一食当たりの食費を支払っています。
普通のヒトだと、460円とからしい。
低所得のヒト、生活保護の人は安い。100円とか、160円とか。
自己負担額が安くなるだけで、社会保障とかから補填されています。
食費はもう、絶食で食べられないとかだと支払いはないです。
それは食べないわけですから。
そうでなければ、食費を入院患者さんからキッチリ回収しています。
なのでね?
大体の年間なり、月間なりの食費の予算があって、それより安く、なるべく安く患者さんの食事を提供してくれる企業を導入している。
殆ど全ての病院はそういう感じに業務を委託しているわけ。
いただく食費よりも安く提供できたら差額が病院の儲けになります。
うちの病院は数年前に厨房業務を委託する業者を入れ替えたりしています。
もっと安く、もっと美味しくとかって委託業者ともめた挙句に
『ムチャぶりしすぎだ、ふざけんなこのヤロウ(怒り)』
みたいに業者さんがキレて交渉決裂して、しまった。
業者さんの契約解除間際は、やる気ゼロの配食となっていかにも美味しくなさそうな、メシになった。
結局安上がりの業者になったのかはわからないんだけれども、契約解除後に配食業者の手配が廻らなくて、急遽にその場しのぎで入った業者さんを挟むのにずいぶん苦労と余計な代金が発生した。
何故か、こういう情報は末端のワタクシたちのほうへ良く流れてきます。
病院経営って、つまりお金儲けの目的が最重要課題なんですよね。
味は二の次、な現実ではあるのよね。
でも、無理のゴリ押しは最終的に己を滅ぼすこともある。
クリスマスイブの特別食は、配食委託業者のほうが重めに予算を置いて、食事を作っています。
急遽の入院がこういったイベントデーだと、偶然入院に当たったお客さん患者さんはそういうことを考えればお得なのかもしれない。
そうね、何の予定もなければね。ww
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