ナースの米国株式投資

30代の看護師。兼、米国株式投資しています。

最速で生活保護受給できるマル秘テクニック

クジラです。

病院で仕事をしていると、フツーに生保の人がごろごろいます。

 

病院に入院するのをきっかけに生保を申請して、受給するって人も多い。

多分、これが生保認定の最速コースではないかな。

 

適当だけど。でも、多分最速。

 

例えば、フツーの高齢の夫婦の奥さんのほうがケガして入院するとしてよ?

さて、入院したは、いいけども。

体調も無事にまあまあ良くなってきた、としてもよ?

入院費用、または、退院後の生活が厳しいっていうことで、生保になるってことがとっても多い。

 

モチロン、これは不正受給とかそんなではなくて。

ただ、フツーに生活して、そんでフツーに歳を重ねて、結果生活に困窮したっていうことらしいのね。

 

でも、これって世の中の仕組み自体がオカシイんじゃないのかと思う訳なのよ。

 

同時にね、ささくればっかの看護師稼業で、こういうケースを見ていると、『あぁ、ワタクシは、一体何のために働いているのかしら』とかって、ため息が出てしまう。

 

もう一つのケースは街のどこかで倒れていて病院に搬送されたというようなケース。

いわゆるホームレス的な人ですかね。

この場合も、治療と並行して、生保認定、役所に住むところを用意してもらう。

1人での生活ができない場合には施設とかを探す。(生保でも入れるところで)

 

この、住所不定だった人の流れも、本当に良くある。

 

ありすぎて、看護師はリアルに優しくできないのです。

 

病院的には、お金持ティな人も、ホームレス的な人も大体入ってくる医療費は同じ。

同じ「お客さん」なのです。

なので、同じに治療がひと段落したら、退院してベッドを開けてほしい訳。

 

だから、ホームレス的な人が生保認定の条件さえ合えば、病院側は最速でその人の生保認定に協力する。

ただ、『わたし、お金がないので生保にしてください』って、個人が役所に訴えるのとは説得力が違う。

病院の立場としては、治療費がもらえないのが一番困るわけだから。

払ってもらえるなら、『うちに来たこのホームレス的な人、生保にして、そのうえでうちの支払いを払って下さい』っていう形で、ある意味都合よく役所に立ち回ってんだよね。

 

まあね、ホームレス的な人にももちろん訳があるのでしょう。

 

生活保護は当然の権利で、最後のセーフティネットですから。

 

逆に、『なんで、もっと早く行政に助けを求めなかったの?』っていうこともあると思う。

 

こういう問題は本当に根が深い問題だと思う。

 

だって、普通に生活をしていた人が、生活を出来なくなって、普通に生保になるって個人的にも、社会の仕組みとしてもどこかおかしいでしょ。

 

そして、こんなケースばかりで、ワタクシの老後はどうしてくれるの、とも思う(それはちょっと関係ない)

 

今好き放題して、その末路に野垂れ死にしても良いと思っている人はおそらくいないでしょう。

 

でも、どこかで『何とかなる』って思っている人は大勢いるハズ。

 

ひーこら働いて、税金やらお納めて、残ったお金で細々生活している人より、生保認定してもらってオールタイム自由時間で、税金免除、医療費他生活の全て保証してもらっている人のほうが生活は本当に豊か。

それは、事実なんです。

 

可笑しいでしょ。

 

だから、それを知っている看護師は辛らつなんです。

 

働く大変さも知っていますし。

 

あと、不正受給っぽいひとだって皆無ではないしね。

生保の人が入院してきて、大きな顔して(サイズ的な、ではなくて態度的な)いたりすることがあるけど。

 

『どの面下げてデカい態度してやがる』とか看護師は思っちゃうかも。

 

いや、ロコツに態度には出さないハズですけれど。

心から優しくはできませんよ?

 

そんな事になりたくないなら、(なりたくないよね?)

老後のこと、老後の生活のことは自分で各自がきちんと考えるべきです。

 

考えること、その術すらも、なるべくしてなる人には分からないのかもしれないが。

 

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